所 在 地 東京都板橋区
規模構造 鉄骨造3階建て 
主要用途 共同住宅のオーナー部分
   S様邸新規工事  
 3階+屋上を自己使用です。とにかく高い天井!が第一条件で始まった計画。天井高さは3.1m。
低くて良い部分には天井裏収納を作るなど、空間を立体的に有効に使いました。
 外壁と屋上に断熱塗料ガイナを使用。外壁に面した室内の壁もガイナで塗装仕上げです。ガイナで中からと外から壁を挟んだ形です。
ガイナ効果で真夏でもエアコンは27度〜28度設定で十分なので、広くなったのに電気代は安くなりました。 天井が高い場合、暖房が効きにくくなるので床暖房を入れるようにしています。
↑ リビング
鉄骨造で天井を高くすると、外壁のALC のサイズの都合上どうしても途中に梁が入ります。
梁上はコンセントもつけて飾りスペースにしました。夜、道路からは上の窓越しに、天井の照明が見えて素敵です。
↑ キッチン
キッチンだけ天井を下げました。
キッチン奥の引き戸を開けるとパントリーです。パントリーがあるとキッチンがごちゃつきません。分別ごみ箱などもみんなこの中へ。
←子供部屋です。
ロフトベッドの下部は奥行きがあるのに天井は低くて、使いにくくなりがちです。そこで、奥行きの半分は隣室からの収納にし、奥行き50センチほどの奥行にしました。
ベッド上の天井が低いとシーツの交換など腰が痛くなるし、階段を上がらないと見えないというのは親としては嫌…ということで、高さは綿密に計算して決めました。
→造り付けベッドの階段
大工さんに互い違い階段を作ってもらいました。側面からは棚にもなっています。
←ウォークインクローゼット
寝室と洗面所を行き来できます。
左側は布団を入れられるよう、奥行きのある中棚を作りました。
下段は押し入れ用の収納がぴったり入ります。
右はパイプを付けてハンガーをずらっと。
→玄関収納
階段は屋上に行く階段です。
天井までびっしり靴を入れられます。棚は可動棚で、お好きな高さにできます。 写っていない反対側はハンガーパイプがあり、コートなどもかけられます。
←洗面所の前には・・・
壁のボタンを押すと天井から物干しが!干したまま上げれば邪魔になりません。
引き戸を開けたまま洗濯機から出して干して、ピンチハンガーごとベランダに持って行って・・・の導線が使いやすい。
→廊下の天井には・・・
廊下の天井は低くし、天井裏収納になっています。アルバムやキャリーバック、クリスマスのものやおひな様など季節ものの収納に。
梯子を下げた状態でも通れるよう廊下を広めにしました。